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物理君の愛した数式

14 :無記無記名 :2005/10/06(木) 02:08:27 ID:Vfn3X1Vc
>>231
おまえ物理君とリアルであったことがないだろ?
言っとくが物理君は体重役50kgのほとんど筋肉の固まりだぞ?
実際にあって戦ったことがあるから俺はわかる。
どうやらその時のことをここで書く時が来たようだな。


それは3年前のことだった。俺にはたった一人の兄貴がいた。兄貴の名は源吉。
他に親も身よりもいないたった一人の兄弟だった。

 源吉「どうじゃ、これが男塾のガクランじゃ。」
 俺 「かっこいいぜ、あんちゃん!」
 源吉「俺は男塾で男を磨いてくるぜ、お前はしっかり勉強しろよ。」

そういって兄貴は一人俺を残して男塾に旅立った。だがそれから半年後・・・
ずたぼろになって兄貴は病院で息を引き取った。その時に言い残した言葉が・・

 「男塾・・3号生筆頭・・物理君・・・」

それが兄貴のこの世で最後の言葉になった。物心付かないうちに両親が死に、俺の親父代わりでもあったかけがえのない兄貴。
そして俺も男塾に入塾した。兄貴の仇、物理君を倒すために。そして奴は俺の前に現れた。

 物理君「ふっ、似ておる・・その命知らずのおろかさも何もかも」
 俺「てめえに殺された兄貴の落とし前とらせてもらうぜ!!」(どすを抜く)
 物理君「こい、兄思いのけなげの心に報いてこの自らの手で地獄の兄に再会させてやる。」
 俺「長かったぜ、この3年間。てめえへの復習の時を忘れた時はなかった。たった一人の肉親の兄貴を殺した罪をてめえの命で償わしてやる。」 
   (俺がどすを抜く)
 物理君「そんなもので俺を倒すきか・・・」
 俺「でやぁぁー!!」(どすで襲いかかる)

物理君はどすを手で受け止めそのまま、どすを握り締めどすが木っ端微塵になる。

 物理君「愚かな・・兄弟ともども犬死するつもりか・・」
 俺「ぬかすんじゃねー!!死ぬのはてめえだー!!」
 
しかし150kgの巨体から繰り出されるけりが100kgの俺の体を吹っ飛ばした。

 物理君「どうだ、悔しかろう。1.5倍の体重がある俺の体には貴様は傷ひとつつけることすらできん。」
 俺「なるほどなあ。想像以上の化け物だ。兄貴が負けたわけも納得するぜ。しかし、俺は好みに変えてもお前を倒す。」
  「てめえを必ず地獄に引きずり込んで兄貴とリターンマッチをさせてやる!!」

俺はガクランの上着を脱ぐ。そこにはダイナマイトが数本体に巻きつけられてあった。そしてその導火線に火をつける。

 俺「10kgのダイナマイトだ!この部屋後とぶっ飛ぶぜぇ!!でやぁぁ!人間爆弾じゃ!
   三号生筆頭物理君!!てめえをぶっとばぁす!!」
 物理君「己の命を懸けたか。その意気はほめてやろう。」

俺はタックルから物理君の背後を取った。

 俺「へへ、後ろを取ったぜ、念仏を唱えろ。てめえはこのまま木っ端微塵だ。」

しかし、物理君は背後を取った俺を軽々と腕だけの力で引き剥がしぶっ飛ばす。俺は吹っ飛び地面にたたきつけられ微動だにしない。
そのまま気を失ったのだ。

俺は思った。1.5倍の筋力差とはこういうものなのか・・ケンカ負け知らずの俺の技術が通用しない。
おれはさとった。技術で筋力差1.5倍は覆せないと・・


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