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物理君との戰い 前編 -ウドンテ-
物理君との戰い 前編 -ウドンテ-
- 35 :無記無記名 :2005/10/06(木) 18:20:44 ID:1iPLn3V4
- 覆せるかどうかじゃなくて、実際に物理君と戦って体で答えを出してみろよ。
言っとくが物理君は格闘技術は多少はあるものの、基本は野生のケンカでただ野生の本能で殴るけるというかんじのタイプで体重は約150kgといったところか。
おれは、空手の達人で空手では俺の上に出る奴はいないというほど技術を極めている。体重は約100kg。
どうやら、こんな偉そうなことばかり言っても納得しないだろうから、俺が物理君と実際に戦った話をしないとこの場は収まりそうにないな。
それは、非合法格闘技試合「地下闘技場」で物理君と対戦した時のことである。
ここでは武器の使用以外全てを認めるという究極ルール。あらゆる殺人技が許される場所だ。
格闘場はオクタゴンリング風で壁は木でできている。地面は土だ。
格闘場にアナウンスが響き渡る。
アナ「青龍の方角、武神○○!!」(俺が入場する)
アナ「現れました!伝説の武神、トラ殺し幾多の異名をほしいままにしてきた!」
アナ「白虎の方角より、対戦者物理君、登場!」(物理君が入場する)
俺は一瞬の物理君の隙をついて試合開始の合図がある前に奇襲を仕掛けた。
俺は物理君に飛び掛り背中に飛びつきおんぶ状態で後ろからチョークスリーパーで締め上げた。
俺「驚いたかね物理君。これが勝って何ぼの俺の空手だ。
100kgを超える私の落下を受け止める足腰のバネ、とりあえず褒めてやる。」
物理君は俺をおんぶした状態で壁に向かって走り出す。そして壁をけり、ジャンプし俺を背負ったまま中に舞い上がる。
そのまま俺を下に向けて落下する。俺は地面にたたきつけられ物理君の体から離れる。激突した衝撃で地面に砂埃が舞う。
その砂埃の中から俺の足刀蹴りが飛び出し物理君にヒット、そのまま連続で俺の超高速のかかと落としが襲うがこれはかわしたようだ。
アナ「すごい!あまりの速さ、あまりの闘気、どう攻める!物理君!」
「地下闘技場史上最大のバトル!次に仕掛けるのはどっちだ?」
物理君「最高だ。」
物理君は一見無防備に見える普通の歩き方でつかつかと俺のほうに歩いてくる。俺は思った・・
「ま・・まさか・・この歩き方は・・ウドンデだ。琉球王家長男のみに継承を許された王家秘伝の武術だ。
最大の特徴である歩行法は天下無敵といわれ正中線を維持したまま左右の触れは全くなく。
ゆえに打ち込む隙は皆無。敵は無謀な攻撃を強いられることとなる。
ふふふ・・だがさがりゃしねー俺の空手は後退のネジをはずしてあるのよ!」
物理君が俺の射程に入った瞬間、俺の右回し蹴りが物理君に襲い掛かる。だが物理君はそれをかわし俺をつかみひじうちを入れた上投げ飛ばす。
しかし、この程度のダメージは鍛え抜かれた俺には通じない。俺はすぐさま立ち上がる。
アナ「立った!戦闘続行です!」
俺「いい物を見せてくれるじゃねーか物理君。一度は体験してみたかったからなあ王家の秘術。」
物理君「そこまでタフなら一度とは言わず何度でも見せてやる」
俺「いいや、一度みれば十分だ。」
あまりに激闘で長文のため、この続きはまた書くことにする。
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