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トマトラーメン
トマトラーメン
- 44 :無記無記名 :2005/10/07(金) 02:34:23 ID:nMNqWLTL
- ちょっと前独身男板で発見↓
ばかやろう!おまえらはそんな地味なカップラーメン食ってて満足なのか!?うまいラーメン食って感動を味わえ!
どうやら俺の熱い思いを理解するにぱ俺とあのラーメンの出会いを語らなければならないようだな
あれは寒さが滲み出始めた日・・・・いつものトレーニングジムの帰り道だった
コンビニで大好きなシーフードヌードルを買って歩いていた時ふとラーメン屋のメニュー看板に目が止まった
・・・・「塩ラーメン」・・・・「しょうゆラーメン」・・・・「トマトラーメン」・・・・
何!トマトだと?どういうことだ。俺の思考があらゆる形のトマトの物体を構成していった
値段は900円・・・・食ってみるか・・・・その時不安と期待が入り混じった俺のノドが
ゴクッ
と唾を飲み込んでいた
店に入ると
「らっしゃい!食券をそちらでお買い求めください!」
と威勢の良い店員の声
俺はおもむろに食券を買って椅子に腰掛けるとカウンター越しに食券を差し出す
「はいありがとうございます! トマトラーメン一丁!」
そう、俺はもちろんトマトラーメンを頼んだのだ。まつこと15分・・・それは俺の前に現れた
なんだこれは!?
ただスライスしたトマトが入ってるだけではないか!・・・と一気に緊張がとけた俺の怒号が頭の中に響いた
しかしまだ決めるのは早い。諦め半分の中俺は麺をすする
・・・が俺の様子がおかしい
「む!?・・・ズズ・・・ズズ・・・ズズ〜・・・ぷはっ!」
うおぉぉまぁぁいっ!!
さっぱりすっきりな塩ラーメン!これだけでも胃袋が心地よいと俺にささやく
それをベースにトマトから滲んだ酸味がまさに生殖行為をし新たなる生命を誕生させたかのようだ!
ズルズル!ズズ!ズル〜
っと目の前にあった容器の中の物体を瞬く間に、俺は胃袋へと案内してしまった!
俺はひんやりした水で熱くなった舌を冷やしつつ、余韻を楽しんだ
そして席を立ち店を出た
「ありがとうございました!」
お決まり事の言葉だが今日は一味違う感じで飛んできた。俺はボソッと
「感動をありがとう・・・」とつぶやいた
その日コンビニで買ったシーフードヌードルは棚の中にしまったのは言うまでもない
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