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    究極の喧嘩術
究極の喧嘩術
- 56 :無記無記名 :2005/10/10(月) 14:01:01 ID:cpmILWkS
 -  ヤンキー10人と喧嘩しても勝てるようになりたい!!  
 http://sports9.2ch.net/test/read.cgi/muscle/1120656444/l50#tag499 
  
 馬鹿やろう!!  
 てめーら黙って聞いてりゃ、喧嘩のことをわかってる奴はただの一人もいないようだな。  
 どうせてめーらは、1人で複数を相手にしたことのない奴らばかりだろ!!  
 喧嘩で重要なものは何か・・・どうやらこの流れは過去の経験談を話すことによってわからせる必要がありそうだな。  
  
  
 それは俺が高校生のころ、不良高校生だった俺は10人ほどの徒党を組んで  
 当時社会問題となっている「オヤジ狩り」をやっていたのだ。  
  
  ガハハハ!今夜も大漁だぜ!!雑魚ばっかりで楽勝だな!!  
  
 そこにむこうからデブっぽいオヤジが近づいてくる。  
 次の獲物はあのデブ親父か・・楽勝だな  
  
  おいデブ!小遣いよこせや!!こっちは10人いるんだぜ!  
  
 だが、そのデブオヤジは俺たちを無視したまま通り過ぎた。  
  
  俺「野郎!!やっちまえ!!」  
  
 俺の号令一下、数人が同時に飛び掛る。  
 デブオヤジは攻撃を軽くかわすと、上半身の服を脱ぎ始めた。  
 そこにははちきれんばかりの巨大な筋肉の塊が現れたのだ。  
 腕は顔の太さより太く、まるで熊と向き合っているかのような威圧感がある。  
  
  だ・・駄目だ・・この男には勝てない・・  
  
 俺は本能的にそう感じ、その場で腰が抜けてしまったのである。  
 ほかの9人もほぼ同じ状況で戦意喪失している。  
 そこにたまたま巡回中の警官が通りかかる。  
  
  警官「どうしたんですか?まさかオヤジ狩りにあっていたんですか?」  
    
  デブオヤジ「いえ違います。こいつらと相撲をとって遊んでたんですよ」  
  
 警官はそのまま立ち去った。そして、デブオヤジは俺たちに向かってこういった。  
  
  お前らが何人束になってこようと俺には物の数ではない。  
  いかに強かろうが戦う限り自分が傷つきぼろぼろになる可能性があることは否めない。  
  まして相手が武器を持っていたり多人数だとなおさらだ。  
  鍛え抜かれた圧倒的肉体はその存在だけで相手の戦意を喪失させる。  
  戦う前に相手に勝てないことを悟らせることこそ究極の喧嘩術なのだ。  
  
 俺は徒党を組んでオヤジ狩りをしている自分を恥じた。  
 戦わずして勝つ、これこそが究極の喧嘩なのである。  
 この男はこの圧倒的肉体がある限り、たとえ100人が相手でも戦わずに相手に負けを悟らせることが出来るだろう。  
  
  
  
 マジモン?コピペ?  
 
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