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腹筋1000回、俺の根性

61 :無記無記名 :2005/10/12(水) 16:57:54 ID:xoOll945
706 名前:無記無記名 投稿日:2005/06/30(木) 01:26:04 ID:x7IQTpXN
どうやら僕の減量体験を書いたほうがよさそうだな。
高校を卒業して大学に入学し、俺はキックボクシングを始めることにした。
当時、178cm80kg体脂肪率28%、完全な受験デブである。
こんな体格では試合に出ることはおろか、キックボクサーを名乗ることすら恥ずかしい。
俺はトレーナーに言った・・

 「俺は世界一強い男になりたいんだ!そのためには肉体改造が必要なんだ!
 たのむ、俺の肉体改造を手伝ってくれ、どんなつらいトレーニングも覚悟している!」

次の瞬間、トレーナーのこぶしが俺の顔面にめり込み、俺は吹っ飛んで壁にたたきつけられた。

 「バカヤロウ!お前のようなデブが世界一強くなれるわけないだろ!
 悔しかったら、この場で腹筋を1000回やってみろ!そうすれば鍛えてやる!」

おれは、キッと、トレーナーを鋭い目で睨み付けすぐに腹筋を始めた。
20回を数えたころから息が切れ始める。しかし、根性でどんどんと回数を進める。
100回を越えたころ意識がもうろうとしはじめる。200回を越えたころ気づけば全身がバケツで水を浴びたようにびっしょりだ。
300,400・・どんどんと回数をこなしていく。周りで見ている練習生がトレーナーを説得する。

 「このままじゃ死んでしまいます!もうやめさせてください、彼の決心は十分にわかったはずです!」

俺は既に意識もほとんどなかったが、全精力を振り絞ってこういった。

 「外野は引っ込んでろ!男って奴は一度いったことは最後までやるもんだ!」

そして、800回を越えたあたりから既に完全に意識がなくなっていた。本能だけで腹筋を続けていたのである。
目はうつろで、死んだ魚のような目、まるでゾンビのようだったと当時見ていた人は言う。
そして1000回を終えたとき、俺は完全に大の字になり息だけが荒く、まったく動かない。
バケツの水をぶっかけられて意識が戻った。
意識を取り戻した俺の目に飛び込んできたのは、俺の根性に感動し、感涙の涙に咽ぶトレーナーと練習生であった。

 「フッ、負けたぜ、お前なら世界一も夢じゃねーな。俺の特訓は厳しいぞ、明日から特訓だ!」

こうやって俺は肉体改造に取り組むことになった。
肉体改造に必要なのは気合である。この後俺は猛特訓の日々を経て肉体改造に成功する。

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