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    生理が来ないの・・・
生理が来ないの・・・
- 62 :無記無記名 :2005/10/12(水) 17:02:05 ID:xoOll945
 -  710 名前:無記無記名 投稿日:2005/06/30(木) 02:04:03 ID:p5v8Cbj6 
 彼女は言った  
 「生理が来ないの……」  
  
 までは読んだ。  
 続きを早く書け! 
   
 711 名前:無記無記名 投稿日:2005/06/30(木) 02:20:28 ID:x7IQTpXN 
 つづき  
  
  「生理がこないの・・・」  
  
 サトミはそうつぶやいた。次の瞬間、ヒロシは土下座をしてサトミに向かってこういった。  
  
  「すまん!全て俺の責任だ。もう少し俺が注意していれば・・・」  
  
 そう、ヒロシのつくったダイエットトレーニングメニューは一流の男性スポーツ選手を基準にしたものであって、明らかに一般女性がダイエットするにはオーバーワークであった。  
 確かに数値上は毎日体重が減少している。  
 しかしそれは過度なトレーニングにより脂肪だけではなく筋肉すらオーバーワークにより萎縮させていたのだ。  
 それだけではなく、過度なトレーニングにもかかわらず摂取カロリーが極度に少なく、これが原因で体調を崩し生理不順を引き起こしたのだ。  
 翌日、サトミがいつものようにジムに向かうと、そこにはトレーナーのヒロシの姿はない。  
 ほかのトレーナーがサトミに歩み寄ってきてこう言った。  
    
  「ヒロシはジムのトレーナーを辞めました。手紙を渡すように頼まれてましたのでこれを渡しておきます。」  
  
 そういうと、一通の手紙を差し出した。その手紙にはこう書かれていた。  
    
  「途中で、トレーナーという役を放棄することをお許しください。今回の件で自分の無能さを痛感しました。  
  私はアメリカに行って一からスポーツ栄養学を勉強しなおします。  
  そばについて上げられませんが、太平洋の向こうからサトミさんがダイエットに成功することを祈ってます。サヨウナラ」  
  
 ヒロシはこうやってスポーツトレーナーとしての新たな一歩を歩みだしたのである。   
 
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