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    トレーニングは自分との戦い
トレーニングは自分との戦い
- 66 :無記無記名 :2005/10/12(水) 18:37:24 ID:xoOll945
 -  てめーらBMIがどうとかそんなこと心配する暇があったらトレーニングしろ!  
 どうやらここまで強気な発言をしたからには今日の俺のトレーニング内容を公開する必要がありそうだな。  
  
 昔、ウェイトをやっていて数年間ブランクをあけて最近(3ヶ月前)また再トレーニングを始めた。  
 再トレーニング開始時のスペックは178cm87kg体脂肪26パーセントである。  
 まず極度に高い体脂肪の除去とそれと同時に筋力アップが必要だ。  
 そして、血のにじむような特訓の結果80kg体脂肪21パーセントまでダウンさせることに成功した。  
 しかし、ここで問題が起こった。  
 このまま扱う重量の伸びが完全に止まり、体脂肪の低下も止まってしまったのだ。  
 20日ほど微動はするもののほぼ同じスペックのまま膠着する。  
 そんな時、昨日、あるHPでウェイトについて知識を積みかせねようと閲覧していたところ、「サーキットトレーニング」なるものを見つけたのだ。  
 それによると5〜10週程度を1サイクルとしてトレーニングを組むということだ。  
 詳細は割愛するが、第一週は準備期として軽い付加で行うということだ。  
 俺は早速今日からこれを試すことにした。  
 今日はスクワットの日だ。MAX90kgをあげる俺の強靭な太ももは今日は50kgのバーベルを支えることとなった。  
  
  50kgという軽重量を扱うからには回数で妥協はできん。  
  
 俺は、こう心に秘めつつバーベルを持ち上げる。なんと軽い重量だろうか。  
 そしてまず12回上げる。楽勝である。  
 そして次に10回、その次も10回・・という具合である。  
 しかし、今夏の猛暑は俺からスタミナをどんどん奪っていく。  
 6セットを終えたときである。俺はやや貧血気味で立ちくらみがした。  
 しかし、俺はかまわず7セット目に入る。  
 5レップスが終わったときまた立ちくらみのような状況になった。  
  
  俺はこの程度の重さでなにをふらついているんだ。  
  俺ほどの男がたかだか50kgの重量を5回で断念するわけには行かない。  
  断固続行あるのみだ。  
  
 しかし、バーベルの重さはスタミナの限界に達している俺にはすでに90kgほどに感じられた。  
 俺はしゃがむときにより多くの空気を吸い込み、そして気合とともに持ち上げた。  
    
  ヌォォォォー!!  
  
 おれの太ももが気合とともにバルクアップされる。  
 ここからは1回1回が地獄である。次にしゃがんだとき、さらにパワーは衰えていた。  
  
  駄目だ・・もうあがらない。意識がもうろうとする。  
  死ぬのか・・・俺はこのまま死ぬのか・・・俺ほどの男が・・  
  
 走馬灯のようにここ3ヶ月間の猛特訓の記憶が俺の頭によみがえる。  
  
  そうだ、おれが今バーベルを持ち上げてるのは強靭な肉体と精神を作り出すためだ。  
  できる・・かならずあげれる  
  
 俺は再び死のふちから這い上がり気合とともにバーベルを持ち上げる。  
  
  デヤァァァァー!!  
  
 沈んでいた俺の体は爆発的な気合とともにに上昇し10回を終える。  
  
 トレーニングとは自分との戦いである。死のふちで己自身と戦ってこそ強靭な肉体が得られるのだ。  
 
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