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高速君の言葉

139 :無記無記名 :2005/11/09(水) 00:30:25 ID:Ipt/z7LD
278 :名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/11(日) 21:36:51 ID:b74w7VfE
ふっ・・案の定、ここでも会則変更の件でパニック状態になっていたか・・
お前ら情けないぞ!!
それでも明日の日本を背負うアスリートか!!
まあ、ここまで強気に言った俺も実はお前らと同じ用に最初はパニック状態だった。
だがある人物に諭されて平静を取り戻したよ。
どうやらそのことをここで書かなければならない雰囲気になってきたな。


投票に行き、郵政民営化を手始めに間から民への改革を期待しつつ自民党に一票をいれ、そのあとジムに行ったときのことであった。
ジムに入るとなにやら会員達が騒がしい。
どうも会則の変更があったとのことで騒いでいるようだった。
張ってある会則に目をやると「経済情勢の変動に応じて、諸会費の金額を変更することができます。」等の過激な文が目に飛び込む。

 な・・なんだこれは?!ゴールドは危ないのか?
 俺の愛するゴールドはいま財政危機のがけっぷちに立たされてるのか?!

頭の中がパニックになり、その場で立ち尽くしていた。
ほかの会員もトレーニングどころではない。
そんな中、高重量のバーベルを地面にたたきつける轟音が響き渡った。
ふとそちらのほうを見ると、250kgのバーベルでデッドリフトを黙々とこなすある男の背中が目に飛び込んできた。
そのおとこはデッドリフトを8レップス終えると、こう怒鳴った。

 「貴様らそれでも男か!!」
 「俺だってゴールドを愛する人間の一人だ。正直、ゴールドがどうなるのか不安だ。」
 「しかし、そんなことを騒いでも仕方ないだろ!今俺たちにできることはひたすらトレーニングをすることじゃないのか?」
 「それが愛するゴールドのためにできる俺たちのたった一つのことじゃないのか!!」

俺はその男の声を聞いて我に返った。

 そうだ・・この男のいうとおりだ。
 おれは今まで何馬鹿なことを考えてたんだ・・
 いったいこの男は何者なんだ?

俺はその男に目をやった。
そのデッドリフトの男こそまさにあのノースの英雄、高速君だった。
パニック状態の群集もこの高速君の言葉に感涙の涙にむせぶのであった。
こうしてジムはいつものゴールドに戻ったのである。

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