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    中学3年のときの出来事 − プロテインは堂々と
中学3年のときの出来事 − プロテインは堂々と
- 221 :無記無記名 :2005/11/14(月) 00:02:18 ID:MA6EUmH4
 -  今日は量産してね? 
  
 プロテイン総合スレッド16 
 http://sports9.2ch.net/test/read.cgi/muscle/1130338568/l50 
  
 235 名前:無記無記名 メェル:sage 投稿日:2005/11/13(日) 22:25:16 ID:Sw3naiuL 
  馬鹿やろう!さっきから黙って聞いていれば教員免許がどうとか教師の知性がどうとか・・・人間の本当の価値はそんなことで決まるんじゃない!・・・とはいえ、俺も以前はお前のように、人間を表面的なところでしか評価できない人間だった。  
  どうやらこの流れは、俺の過去の経験について語らなければならない流れのようだな。   
    
  それは中学3年のときの出来事だった。   
  俺の通っていた中学では、体力測定といって懸垂、50m走、腕立てなどさまざまな基礎体力を測定する行事が年に一度、行われていた。「一組の天才」の異名を誇る俺は、体力測定を5時間目にひかえ、昼休みに一人こっそり便所でプロテインを飲んでいた。  
    
  そして5時間目、いよいよ俺の番がやってきた。  
    
  デヤァァァァー!!   
    
  全員がいっせいに腕立てをする中、俺の咆哮が体育館にこだまする。一人、また一人と力尽き、残っているのは俺と体育教師だけになった。  
    
  ヌオォォォォー!!  
  なんとしても負られないと、俺の気合は頂点に達した。しかしやがて意識が朦朧とし、ついに力尽きた。馬鹿な・・・体育教師に俺が負けるなんて・・・つぶれた俺に、体育教師は手を差し伸べた。  
    
  「○○(俺に名前)よ、お前、昼休みに便所で何を飲んでいた?」  
  「(ギクッ)先生、どうしてそれを」  
  「何を飲んでいた?答えてみろ」  
  「ス、スポーツドリンクです」  
    
  その次の瞬間、体育教師の豪腕が俺のあごを捉え、俺の体は中を舞い3メートル上空の天井にたたきつけられた。  
    
  「いいか○○、プロテインは薬物や筋肉増強剤ではない。ただの栄養素に過ぎないんだ。だから便所で隠れて飲んだり、飲んだことを隠したりするもんじゃない。人前で堂々と飲めばいいのだ。」  
    
  俺は俺の弱い心を恥じた。俺は筋力や体力で体育教師に負けたんじゃない。俺の敗因は、プロテインを飲んでいることを知られるのを恐れるあまり、その事実を隠してしまおうとするその弱い心だったのだ。  
   
 
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