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    マウスへの愛情
マウスへの愛情
- 278 :無記無記名 :2005/11/20(日) 00:48:46 ID:1VFE4sNS
 -  212 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/18(金) 20:32:11 ID:qx+Bm5av 
 おまえら、黙って聞いてればAimがどうとか、Razerよりロジがいいとか言いたいこといいやがって!!  
 てめーらに欠けてるものはそんな知識じゃない!!マウスに対する愛情なんだよ!!  
 フッ・・どうせこのスレにいるチート自慢の荒くれどもがこれだけで納得するとは思えんから俺の過去の経験談を書かないとだめだろうな。  
  
 それはつい先日のことだった。  
 俺は野鯖erの中ではもっともAimが良く、知識も豊富であり、野鯖では長老的な立場であり、そのため「長老」と呼ばれていた。  
 この日も練習のため野鯖にJoin、早速スナイプをするためd2のA Longへ向かった。  
 すると、メガネの男がDualベレッタを構えてる姿が目に飛び込んできた。  
  
  俺「君、フォームがあまいよ。もっと胸を張って手の間隔を広げたまえ。それでは狭すぎる。」  
   「バーストしてるときもリコイルを意識して、ヘッドを狙う様に意識しないと。」  
   「そんなことでは上達なんてしないよ。もう少し勉強したまえ。」  
  
  メガネ男「長老、アドバイスありがとうございます。」  
  
  俺「わからないことがあったらいつでも僕に聞きたまえ。」  
  
 そう言うと俺はつかつかとA Long坂の下に陣取り、AWPを構えて早速スナイプを開始した。  
 怒声にも似た気合とともに俺の完璧なAimでのスナイプが行われる。  
  
  デヤァァァァー!!  
  
 10ラウンド終わり一休みしていると、横でスナイプしている男に視線が向かった。  
 なんと、この男は40フラグ稼いでいるのだ。  
  
  この野鯖で俺よりフラグを稼ぐとは・・・  
  しかし、いいAimをしてるが若干センシが高いな  
  
 俺はその男に言った。  
    
  俺「君、なかなかいいAimをしてるけど、あと0.5ほどセンシを下げたほうがいいな。」  
     
 次の瞬間、俺はその男の顔をみて衝撃を受けた。  
 その男は俺が3年前CSを始めた時と同時期に始めた男で、当時は俺もその男もフラグはk:d/1:5しか稼げなかったのである。  
  
  俺「ば・・馬鹿な・・・CS年数が同じだとすると、上達するのは高価なマウスを  
     使っている俺のほうが早いはずだ・・・  
     君と僕の実力の差をあけたのはいったい何なのだ・・・」  
  
 その男はMAPが終わると休憩しながらぶつぶつと一人で何かをつぶやいていた。  
 俺は彼の背後から気づかれないように忍び寄り、何をしゃべっているのか確かめた。  
  
  男「MX300君、今日はよくがんばったね。40フラグなんてすごいじゃないか。」  
  
 俺は愕然とした・・この男はマウスに愛情を注いでいる。  
 常にこうやってマウスと対話し、コンディションを確認しているのだ。  
 おれの脳裏に昨日ネットカフェで見たあるプロゲーマーの試合での光景が浮かんだ。  
 それは、XrayNが自分のRazerと会話をしている光景である。  
 そう、こうやってマウスとコミニケーションをとることは実はプロゲーマーの間では珍しくないことなのだ。  
  
  
 俺はそのとき確信した。  
 俺に足らなかったのはCSの知識などではない。  
 まさに自分のマウスへの愛情こそが足らなかったのだ。  
   
 
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